ダンボール回収が無料であってもルールは守ろう

勝手に資源物回収ステーションからダンボール回収し、業者に持ち込む人がいます。一方で、行政から委託された業者も持ち込みをします。これらの人は見た目で判断できないため、業者側も違法な持ち込みにはどうにかして対処したいと思いつつ、できないのが現状です。特に中国とアメリカが険悪になった頃から、日本からダンボールや古紙を輸入したいという動きが強くなってきました。この頃は買い取り価格もかなり高騰したため、このような違法行為を行う人が多かったようです。

最近では、ダンボール回収を無料で行っている場所からの持ち出しを見つけると、警察に通報する人が増えてきました。このことにより、条例違反による逮捕を恐れた人は違法にあたる回収を止めています。自治体によっては逮捕者も出たため、抑止力につながっているのでしょう。私たちを取り巻く資源物回収のなかでも、ダンボール回収が無料で行われることにより恩恵にあずかっている人は多いはずです。ダンボールを捨てる際にはダンボール以外の古紙を紛れ込ませない、汚れたダンボールを紛れ込ませないなどの基本ルールを徹底し、回収する側もルールをしっかり守って、正しい方法でダンボール回収が行われるようになることを願います。